地中海の小さな島国 キプロス

トルコの南の東地中海上に位置するキプロス島の大部分を占める共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。首都はニコシア。ヨーロッパ連合加盟国。

プロフィール

キプロスの面積は9,251平方キロメートル、人口約86.2万人(2011年末)です。

キプロスは、愛と美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)誕生の地として知られます。四国半分程の面積しか有りませんが観光資源は驚く程多く、島の収入もサービス業を主としている観光国です。

地中海性気候で、夏は暑く、乾燥します。地中海周辺は常に水の問題を抱えています。キプロスも例外では有りませんが、海水の淡水化事業により問題は解決されつつ有るようです。

首都ニコシアは人口約33.6万と一極集中しており、貧富の差も大きいようです。実態が報告されていないエリアもあります。民族の構成要素はギリシャ系が78%、ムスリム(イスラム教徒)のトルコ系が18%ですが、南北分断以降の実勢は不明です。

島の最高峰は南部のオリンポス山で、標高は1951mと高く、冬は雪も降りスキーができます。

日本でわかるキプロス情報

キプロスの天気

http://www.tenki.jp/world/1/113/

キプロスの旅行口コミ

キプロス島の首都ニコシアは、青銅器時代より多くの帝国や王国の支配を受けてきた歴史が今も残っています。曲がりくねった細い道を歩き、新石器時代、ローマ時代の工芸品が保存されているキプロス博物館や、頑丈に作られた街の城壁を見学しましょう。ベニス市民により 1600 年代に造られた壁は、街の歴史的地区と、現代的地区を隔てています。石門をくぐり、古代の雰囲気を感じてください。

http://www.tripadvisor.jp/Tourism-g190383-Nicosia_Nicosia_District-Vacations.html

アスティ ホテル
アスティホテルは絵のように美しいニコシアの大使館エリアに位置しています。インターネットなどの施設、シャトルサービス、フリードリンクを提供し、自宅のようにくつろげます。フレンドリーなスタッフによる家族経営が魅力のホテルです。このホテルでは、真のキプロスおもてなしを体験してください。

ヒルトン·キプロス
ニコシアの歴史的な旧市街やビジネス地区、市内中心部に近いヒルトン·キプロスのホテルはキプロスで滞在するのに理想的な場所です。

大規模な屋外プールで涼んたり、専用バルコニーで、太陽の下でリラックスしながら地中海性気候を満喫できます。ニコシアは、設備の整ったフィットネスセンター、スカッシュコート、テニスコートなどのレジャー施設、2つのバーやレストランなど楽しむ施設も豊富。

ホテルの全ての公共エリアで無料のWiFiを提供。エグゼクティブルームにアップグレードして、エグゼクティブラウンジを是非お楽しみください。

サッカーキプロス代表

ギリシア人の多いキプロスは欧州のクラシックなスタイルを引き継いでいる。堅い守備と早い攻撃で簡単に点を取らせないサッカーをする。ヨーロッパに属する強豪ぞろいのエリアでは評価が決して高いとは言えないが、間違いなくヨーロッパの伝統的なスタイルを保持したチームである。

日本代表ザッケローニ監督

「簡単には勝たせてくれないチームだと言える。それを踏まえて、われわれは自分たちのサッカーをやらなければならない。」

キプロスの歴史

※日本の外務省から引用

年月 略史
1960年8月16日 英国より独立を宣言
1974年7月15日 ギリシャ軍部指導によるクーデター
1974年7月20日 トルコ軍キプロス侵攻
1983年11月15日 トルコ占領地域,一方的に「北キプロス・トルコ共和国」独立を宣言
2004年5月1日 EU加盟
2008年1月1日 ユーロ加盟

日本とのかかわり合い

キプロスの南北問題の解決(再統一)が最重要課題です。キプロスは1960年に英国よりキプロス共和国として独立しましたが、ギリシャ系とトルコ系の間で対立が激化したため、国連は1964年に国連キプロス平和維持隊(UNFICYP)を派遣。

1974年,ギリシャ軍事政権の支持を得たギリシャ系住民がクーデターを企図したのを機にトルコ軍がトルコ系住民の保護を名目に侵攻し,キプロス北部約37%を占領しました。

以降,キプロスは北部のトルコ軍支配地域(トルコ系)と南部のキプロス共和国政府支配地域(ギリシャ系)とに分断されています。(トルコ系の「北キプロス・トルコ共和国」は1983年に独立を宣言。トルコのみ承認)。

2004年2月,両系代表は,アナン事務総長の呼びかけに応え,キプロスがEUに加盟する同年5月までの問題解決に向け動き出しましたが、紆余曲折後、議論が2014年になり再開しています。解決の道のりは遠そうです。

地理的事情から,キプロスは中東情勢に影響力を持ちイスラエルを含む中東諸国とは良好な二国間関係を維持しています。イラク戦争の際には国連イラク人道調整官事務所やオペレーション機能の一部がキプロスに置かれ、2006年7月のレバノン危機(イスラエルによる空爆)の際には各国がレバノン在留邦人をキプロス経由で避難させるなど、中東情勢の不安定化に伴いキプロスの重要性が高くなっています。

近年では国際社会の要望を積極的に受け入れたキプロスの姿勢は高く評価されています。地中海で中東、アフリカ、アジアを望む戦略上の要衝となるキプロスは今後もこの地域で重要な位置を占めることになりそうです。

経済概況

主要産業は観光業,金融業,海運業。GDP約230億米ドル、一人当たりGDP約26,387米ドル(2012年 IMF)

貿易額

  • (1)輸出 約18.26億ドル(2012年 インターナショナルトレードセンター)
  • (2)輸入 約73.76億ドル(2012年 インターナショナルトレードセンター)

主要貿易品目

  • (1)輸出 医薬品,電子部品,有機化学材料
  • (2)輸入 石油,石油製品,機械類,電気製品

主要貿易相手国

  • (1)輸出 ギリシャ,ドイツ,英国,イタリア,ロシア
  • (2)輸入 ギリシャ,イタリア,ドイツ,英国,イスラエル
  • 東地中海に位置するキプロスは,ヨーロッパ,アジア,アフリカの接点という地理的な利点を持ち,経済成長に向け積極的に外国投資を誘致しており,法人税についてはEUの中で最低水準(12.5%)となっている。
  • ギリシャ債務危機に際し,キプロス各銀行が大量に保有しているギリシャ国債のPSI(Private Sector Involvement:民間部門関与)による債券交換に応じたため,キプロスの金融・財政は深刻な状況になり,政府による銀行資本増強措置,財政再建措置等では対応できなくなり,2012年6月,キプロス政府はEU及びIMFに支援要請を行った。2013年3月,ユーログループは100億ユーロ(欧州金融メカニズム(ESM)から最大90億ユーロ,IMFから最大10億ユーロ)のキプロス支援を決定し,同年5月,IMFも理事会にてキプロス支援を承認した。
  • 一方,キプロス政府は,2011年12月に同国EEZ内ブロック12の天然ガス埋蔵見込量が5兆~8兆立方フィートである旨発表し,同ブロックの開発を進めている他,2013年1月及び2月には他の5区画につき多国籍企業との間で掘削権に関する契約を結んだ。天然ガス資源の発見は,キプロスの長期的な経済発展の将来性を生み出すものである。
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